中学「公民」。大きな政府と、小さな政府、どちらを望むのか?

目黒区議会議員の山本ひろこです☆

今月29日まで、めぐろ学校サポートセンターで、令和2年から使用される教科書が展示されています。今回、私が気になったのは、「公民」の教科書。行政のあり方についてどのような表現をしているのか、全社ぶんチェックさせてもらいました。

今の中学校の公民の教科書では、どれも「行政権の肥大化」については扱っていますが、その中でも、「大きな政府・小さな政府」というわかりやすいフレーズで、政府の傾向を説明した教科書は7社中5社でした。中には、イラストを使ってわかりやすい表示をしているものもあり、政府に多くを求めると、政府に多く納税しなくてはならない、という基本的なことが明示してあるのは、素晴らしいと思いました。

大きな政府・小さな政府をイデオロギーだという方も居ますが、私は構造論だと思います。

より多くの福祉を行政に求める代わりに、更に多くの税金を払うのか、福祉の拡大を最低限にとどめる代わりに、税金を減らし、もしくは増税を防ぐのかーーー。。。

これらはトレードオフの関係にあります。日本では、その辺りの表現をあいまいにする傾向があり、明示的に報道されないため、大半の人がどころか、政治家もこの関係を根底に置いていません。

借金頼りの財政を続け、限界にきている日本。これからどういう行政のあり方を求めるのか、子どもだけでなく、大人も、この構造を改めて理解する時に来ています。