スマートシティにおける個人情報保護

PPPスクール関連のお仕事で、
「スマートシティにおける個人情報保護」
というテーマでのディスカッションに参加して来ました。

スマートポール等を活用し、
個人を特定できる映像データを収集して
まちづくりに利活用する、、
というようなフワっとした構想で進めると、
目的と手法が1対1で紐づかず、
住民にとって非常にわかりにくい。

そもそも、
まずガッツリ情報取得をすることを前提とした発想は危険で、
目的によって、
どの程度識別可能なデータを取得し、
どれくらい保管しておく必要があるかは変わってくるので、
必要性に応じて最小限の情報取得をする
という発想であって欲しいものです。

いずれにせよ、
犯罪防止目的と、
利便性やエンタメなどの目的は切り分けて、
後者のようなまちづくりへのデータ利活用は、
PPPでコストメリットが出るような形で
民間主導で行うのがベターかなと思います。

※写真はNECのSecual Smart Pole(参考)