2023年度の目黒区議会議員選挙の立候補者は?

ChatGPT、GoogleがCode Red(緊急事態宣言)を出してから、
ニュースで引っ張りだこですね。
確かに、これまでのチャットボットの常識を覆す賢さです。
従来のチャットボットは、
基本的に想定回答を用意しておき、
それらの中から回答をPickしていくという仕組みでした。
精度を上げるには、大量の想定回答を用意しないといけない。
いかに精度を上げても、定型文ということにも変わりがない。

でも、ChatGPTは即時でネットを検索した上で、
それらしい文章にまとめる力も持っています。
要は、事前学習させるのではなく、
AIが検索してまとめて回答してくれる感じです。
回答の読み上げじゃないんです。

事前に答弁調整をして、
互いに原稿を読み合う議会より、
はるかに上を行っているとも言えますね・・
役所の職員も、
ChatGPTで答弁原案作れるようになるのでは。

ちなみに、システムなので得意不得意はあるようで。

「2023年度の目黒区議会の当選予想は?」
という問いに対しては、
案の定の回答ですが、選挙予測は専門外とのこと。

選挙予想じゃなければどうだろうと思い、
「2023年度の目黒区議会議員選挙の立候補者は?」
と聞いてみると、
過去の情報しかわからないので、
選管に聞いてくれとのこと。
答えてはくれないですが、文章的にはバッチリです。

過去の情報なら、選挙情報でも答えてくれるかな?と思い、
「2020年4月に行われた、目黒区長選挙の結果を調べて」
と聞いてみたところ、
「目黒区長選挙は4月26日に行われました」
「再度情報をご確認いただけますでしょうか」
とのこと。これは誤り。
ググればすぐわかりますが、苦手分野なのかもしれません。

ただ、文章的には正しいことを回答しているっぽく見えるので、
ChatGPTの言うことを鵜呑みにするのは危険です。
ちゃんと知識がある人が、
それなりに内容チェックしないとです。

偽情報サイトが自動量産されることも予想され、
社会的な混乱も起こるかもしれませんね。

新しいツールはどんどん出てくるので、
背景のテクノロジーを知っていないと、
何をどう取り入れるべきかもわからなくなっちゃいますね。

ともあれ、今年の目黒区議会議員選挙も、
大激戦が予想されています。
目黒区議会は、36人定員中10人が新人になるような、
入れ替わりの激しい地域です。
私もコツコツと頑張ります!