「日経新聞:保育園に入りやすい街は?」がナイスだけども、行政は対抗しなくて良い話。

目黒区議会議員の山本ひろこです☆

日経新聞のこのサイトが、ナイスなのでご紹介します。

「保活シーズン到来 保育園に入りやすい街は?」
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/ratio-of-children-entering-kindergarten_analysis/

どこが良いかというと、、

  1. 待機児童がまだまだ隠れているぞ、と待機児童の数を問題視しながらも、定員数は着実に増えているという自治体の努力もしっかり明記。ちなみに、23区定員増加率ナンバーワンは目黒区です。
  2. 2019年10月から教育無償化が始まりましたが、どこまで無償なのかわかりやすい絵で説明。
  3. そして、うちの子も入れるのか、どこの地域が入りやすいのか、新規入園率を色分けマップで一覧表示。しかもクリックすると詳細も見れる。

  4. 最後には、保育士不足の問題にも言及

というわけで、「我が子が保育園に入れるかどうか」とママたちが気になる情報を見やすく提供する機会に、待機児童の周辺課題についてもちゃんと知ってもらうという素晴らしい作りになっている!真面目な課題をシンプルで見やすくした情報をキャッチーに提供する、これぞ見える化ですね。

この辺り、行政は民間にかないません。「よし、うちの自治体でもイケてるアプリを作ろう!」とかする必要なしです。頑張って税金かけて内製化しなくとも、民間に任せた方が良いのです。