🌈ランランひろばでもお弁当サービスが始まります!
「ランランひろば」は、放課後の小学校で子どもたちが安心して過ごせる居場所として運営されています。今年度は、目黒区内21校で実施され、令和8年度には全22校での実施が予定されています。
令和6年度から実施時間を拡大し、学校内学童とほぼ同じような運営ができるようになっています。
📌目黒区の「学童」と「ランランひろば」って何が違うの?
項目 | 学童保育クラブ | ランランひろば |
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目的 | 保護者が就労等で家庭にいない児童の預かり | 全児童の放課後の居場所・交流の場 |
対象児童 | 小1~小3(小4~小6も可) | 小学校在籍の全学年 |
利用条件 | 保護者が就労・介護等で日中家庭にいないこと | 誰でも利用可(登録制) |
利用時間(平日) | 放課後~19:00(延長可)土曜保育有 | 放課後~18:00 |
利用時間(長期休業) | 8:15~19:00(延長あり) | 8:30~18:00(土日祝・年末年始除く) |
活動内容 | 遊び・宿題・おやつ・イベントなど | 自主遊び・読書・ボードゲーム・外遊びなど |
昼食の提供 | お弁当サービス有(お弁当代は自己負担です) | |
利用料 | 月額6,000円~(おやつ代含む) | 無料 |
運営体制 | 専任の指導員、委託事業者 | 同じ委託事業者が学童と一体運営 |
定員 | 各施設により定員あり | 基本的に定員なし(登録制) |
申請・登録 | 年度ごとに申請が必要 | 学校単位で年度ごとの登録が必要 |
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学童=「保育サービス」的性格が強く、就労要件あり、料金あり
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ランランひろば=「放課後の居場所提供」、誰でも使えて無料
令和6年度から、実施時間や昼食支援の拡充が進み、どちらの事業も利便性が向上しています。
🍱らんらん広場でも長期休業中のお弁当サービス開始!
6年前、学童父母から「夏休みのお弁当の準備が負担」という声を受けて、父母会の自主活動として始まったお弁当サービスが、昨年ついに目黒区公式でのサービス提供開始しました。
参考記事▶️
2024マニフェスト大賞、優秀賞「父母会で始めた学童弁当サービスが、試行5年を経て目黒区公式で導入されました!」
そして、今年の夏からは、ランランひろばを利用する子ども等も、お弁当サービスを利用できるようになります!!
なんせ、学校内学童とランランひろばは場所も同じ、運営事業者も同じ。
だったらNOコストでランランひろばにも、お弁当サービスを提供できますよね?
ということで、昨年の議会で提言していました。もちろん、追加実施のコストはゼロです。
「リスクもないんだから早くやってよー」と思う気持ちもありますが、それでもなかなか進まないのが役所なので、着実に実施まで漕ぎ着けてくれた課長さんに感謝です!
(参考)昨年の利用者アンケート結果
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利用希望者は 約半数(夏季54%、春季49%)
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「子どもがよく食べた」「メニューが良かった」という声が多数
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一方で「もう少し安く」「メニューを選びたい」といった改善要望も
💰[ひろこ視点]都が補助金を出す功罪
今年度から、お弁当サービスのためのシステム利用料や配送費に対して都の補助金(全額補助)が出るようになりました。
当初、我々が父母会自主活動で始めた時には、余計な費用はかけられないということで、システム代も配達代もかからないサービスを選択したけども、都が全額お金を負担する(=区には負担なし)となると、お金がかかるサービスも選択肢に入れますよね。
自分のお財布から出す時には、品質とコストのバランスを考え節約を心掛けるけど、他人のお財布から出るときには、より良いサービスを求めて金額を気にしない、むしろ使ったもん勝ちということになりがちです。
でも、東京都のお金って言っても、元は我々の税金ですからねー!!!
こうして予算が無闇に増えていく、、これが無償化の罠です。
🔻最後に
「ランランひろば」に関する具体的な情報は、各学校からのお知らせでご確認ください。
こうした情報が、区民の皆様のお役に立てば幸いです。
ではまた🖐️