地域共生力ランキング、都道府県別では、
1 福岡県
2 東京都
3 熊本県
市町村別では、
1 文京区
2 鎌倉市
3 目黒区
という結果でした。
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000023.000038683&g=prt
この地域共生力は、「心身活性度」「生活快適度」「地域公徳心度」「地域共創度」「地域愛着度」の5指標から算出したとのことです。
文京区は、すみやすい街ランキング系の上位常連ですが、目黒区は上がったり下がったりです。今回の3位には<地域愛着度>が貢献しているのが面白いですよね。
「2016年社会保障・人口問題基本調査第8回人口移動調査」によると、東京生まれ東京育ちは、東京の人口の54.4%となっており、45%の方は地方出身者」ということなので、区民の約半分は地元ではないということがわかります。
https://www.exeo-japan.co.jp/kanto/contents/2019/02/01/provincial/
地方の「地元愛」は、都会でいう「地域愛」なんでしょうね。生まれ育ったまちではなくても、「このまちが好き」という感覚はありますもんね。
昔は地域によって住民税が異なりましたが、今やほぼ全国どこでも変わらず10%です。破綻した北海道の夕張市でさえ10.5%。減税を訴える名古屋市でも9.7%。ほぼ変わらないので、住民税で住む場所を選ぶということはないですが、一方で、都心は地価が高い。
テレワークが定着すれば都心に住む必要性は薄くなるので、目黒区に住み続けたいと思ってもらうためには、この地域愛着度、つまりは目黒区ファンを増やして行くことが重要ですね。