【政治と無縁な元ITエンジニアが、史上最高得票数でトップ当選をするまでの話(1)】

「子どもを預け、初めて街頭演説に立った朝、あぁ全然喋れない。。」

初めての選挙に向けて、いよいよ駅前で喋るぞと決めた朝。
もちろん、新品のメガホン一式を持って駅前まで行くわけですが、
緊張のあまり一言も発することはできませんでした。。(^^;;

生まれて初めて駅前でマイクを持っても喋り出せる人は、
多分私の経験談はあまり参考にならないのでサクッと読み飛ばしてしてくださいね☆

それまでサラリーマンエンジニアだった私。
もちろん駅前でのビラ配りもしたことがないし、人前でマイクを持って喋ることもほとんどない。。
それは自分でもわかっていたので、もちろんカンペを用意するわけですが、
大勢の人が行き交う中で、マイクを持っていきなり喋りだすと言うことに抵抗感があり、、
むしろマイクのスイッチをONにもできなかったのが本当のトコロです。

当時、私は早朝駅前に立つためにかなりの苦労をしていました。
早起きして娘たちの支度を済ませ、わざわざ当時0歳の娘を、朝イチで超高額な非認可保育園に預けて駅前に通う日々でした。
これで結果を出せなければ、娘にも申し訳ないし、金銭的負担も大きい。
政治活動をすると決めて、月20万近くかかる非認可保育園とも契約済みでした。

せっかく来たのに何もしないわけにいかない。。
「そうだ、チラシだけでも渡そう。」
そして、忙しそうに歩いて駅に入っていく人たちの波に揉まれながら、
自分のチラシを配る日々が始まりました。

「おはようございまーす」と小さな声で連呼しながら、
何とか20枚くらいのチラシを配ったのが、街頭演説初日の成果でした。

#初めての選挙
#選挙未経験者