公衆トイレって大切なんですよ。議会でもトイレ提言したことがあります。子連れや高齢者の方は「そうそう」って思うんじゃないでしょうか。子どもは、急いでトイレを探して駆け込むのも、我慢するのも苦手なので、お散歩したり公園で遊ぶにしても、使えるトイレが近くにないと、安心して出かけられないんですよね。
極端な例で言えば、私は海外放浪していた頃、言葉がわからない国でも「トイレはどこですか」だけは暗記して使いました。漏らすわけにいかないですから(^^;;
一方で、トイレがあっても、汚なかったり狭かったりで使うのをためらうことは多い。公衆トイレの改修には1カ所あたり数十万〜数百万円とかなりのコストがかかるため、「機能的には使える」状態であれば、改修は後手後手になりがちです。男性ならそれでも良いのかもしれませんが、女性だと狭くて不潔なトイレだと用を足しづらい。狭いと子どもと一緒に入れない。手すりがないと、高齢者や幼児はしゃがめない、、などなど、物理的に「使える」状態であっても、精神的な「使える」とは程遠いわけです。
清潔でゆとりのあるトイレを整備することは、街歩きを加速させることにも繋がります。
目黒区はウォーキングマップを何種類も発行していますが、誰でも安心して入れる公衆トイレを整備することは、観光施策や健康施策とも合致しますし、渋谷のようなオシャレトイレにすれば、それ自体も観光材料になりますね。
渋谷の公園に「透明トイレ」 プロジェクトの一環
https://www.cnn.co.jp/travel/35158377.html
他にも、「現代版の厠(かわや)」や、通称「タコ公園」に設けられた「イカのトイレ」など、ユニークなトイレにどんどん改修していっていますが、渋谷らしい新しくてオシャレな感じが良いですよね。
トイレといえば、単独の公衆トイレマップは民間でも出ていますが、
https://www.navitime.co.jp/category/0515002/13110/
目黒区のウォーキングマップも、トイレマップと組み合わせたら良いですよね。しかも、今時なら冊子でなく、オンラインの方が使いやすい。
子連れでも障害者でも入りやすい広めのトイレ設置とこまめな清掃体制を構築して、お散歩しやすい住環境にしてもらいたいものです。
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