目黒区議会議員の山本ひろこです☆
3年以上ぶりの議会提言で、
大きく以下の4点について提言しました。
(1)ChatGPT活用
(2)中目黒と恵比寿の間に建設予定の「グローバル・スタートアップ・キャンパス」
(3)常設プレーパーク設置
(4)スケートボード練習場
特に今ホットなのは、
(2)「グローバル・スタートアップ・キャンパス」
既にご存知の方も多いかもですが、
私も5月の報道を見て以来、ワクワクしておりました。
この施設は、
ディープテッ ク分野の研究機能と、
インキュベーション機能を兼ね備え、
スタートアップ創出」を目的としており、
「米国のリーディング大学である、
マサチューセッツ工科大学(MIT)と密に連携」
していくとのこと。
グローバル・スタートアップ・キャンパス(GSUC)構想について
「GSUC」とか「キャンパス」という名称から、
大学のような感じかと思いましたが、
もっと大学院寄り、研究所ぽい感じの施設になりそうです。
目黒区側が道路に繋がってない問題(@_@)
ともあれ、構想段階なので、まだまだわかりませんし、
色々と夢は膨らむのですが、
とにもかくにも、恵比寿と中目黒にまたがるこの土地の、
中目黒側が道路に接していないので、
まずは道路に接道させることが大前提です!
(図の青線の部分)
中目黒側に入り口を作らないことには、
恵比寿まで行かないと入れなくなってしまうので、
目黒区との地域連携もできなくなってしまう。
なので、区としても強く要望していくとの回答でした。
AIと言えば目黒、スタートアップと言えば目黒
更には、目黒区の反対側の区境には、我が母校でもある、
日本のMIT、我が母校、東京工業大学もあります。
更に別の区境には、日本一の東京大学もありますので、
産官学連携を活かしまくって、
AIと言えば、目黒、
スタートアップといえば目黒、
と言われるような先端シティを目指して欲しいものです。
続いて、
(1)のChatGPTのような生成AI活用
まずは実証実験とルールづくり
こちらは、総務省からの厳しい警告が出ており、
いきなり活用というのは難しいので、
まずは実証実験しつつ、
適切なルールを作ることが求められています。
個人情報や非公開情報など、
役所には機密情報がたくさんあるので、
これらをAIに学習させないための、
仕組みやルールづくりが必要なわけです。
とはいえ、ChatGPが爆発的に普及し始めてまだ半年程度。
スピード感が半端ないので、
役所のように1年かけて予算組みしていく業界では、
早々に着手しなければ、
実施できるのが数年先ということになりがちです。
具体的には、来年の予算はこの夏には、
予算取りを決めてないと実施困難なレベルです。
その辺りを指摘し、
スピード感を持った対応を強く求めました。
コールセンターとの連携で更なる活用
生成系のAIは革新的な技術になると思われるので、
役所の業務改善、
区民へのサービス提供改善の
両面で活用したら、
3年後くらいには業務形態が大幅に変わっていると予測します。
役所の業務改善については横須賀市や神戸市など、
率先して活用に手を挙げている自治体もありますが、
コールセンターへの活用は聞かないです。
私は長年コールセンターエンジニアもしてきたし、
大学院でも調査研究してきました。
コールセンター活用は6年前から訴えており、
AIにおいてもコールセンターの活用が期待されます。
ちなみに、これまでのショボい自動応答とは違います。
専門用語でIVRと言いますが、
「〜の方は1番を、〜の方は2番をダイヤルして・・」
というような番号選択を、
3回も4回もやらせる設計とか最悪です。
そもそも、PCやスマホに文字入力するのも面倒ですし、
専門法語ではプロンプトと言いますが、
AIに質問するには、
聞き方が上手くないと、適切な答えが返ってこない。
現状では誤情報も多いから、
それを見抜ける程度の前提知識も必要です。
だからこそ、コールセンターに電話して、
オペレータがAIを活用しつつ回答してくれたら1発解決です。
デジタルデバイドの解消にもなります。
なのに、国のデジタル化では一切検討もされてません。
他にもコールセンターの活用法はたくさんあるのですが。
もったいない。
長くなるので、
プレーパークとスケートボードについては
次の記事で書きます!