お弁当サービス開始記念☆学童ママ懇談会報告

目黒区議会議員の山本ひろこです☆
先日、学童お弁当サービス開始に際して
ママ懇談会を行いました!

ママ懇談会の開催状況

個人的に、対面でお話ししたいなぁという思いもあり、
現地開催にしたのですが、
平日午後ゆえお仕事で来れない方も多かったので、
今度はオンライン開催も検討していきます!

リアルで来てくれた方は3名。
その中で話題に上がったものと、
別途メールでご要望いただいていたもの併せて、
役所との確認もいたしましたので、
以下にまとめてご回答いたします。

 

小学生のお着替え分離について

体育時のお着替え、私ら昭和時代には、
分離の感覚もなかったのでずっと同室でしたが(^^;;、
今は高学年は別室で着替えることが多いですよね。

これまで学校裁量で、多目的室等を使ったりして、
できる範囲で分離をしていたのですが、
今年度からは、
1年生からのお着替え分離を徹底するということで、
着替え場所がない学校には、
教室内にカーテンレールを設置しました。
遅くとも、夏休み明けには全校で
お着替え分離が実現されるとのことです。

 

下校時刻のお知らせ方法について

子どもたちは、連絡帳がわりに、
毎日ipadで時間割や宿題、持ち物、などを確認しています。
ここにも下校時刻は記載されているのですが、
前日に知らされるようでは親の予定が立てられないので、
毎月発行される「学年だより」にて、
カレンダー形式で行事予定と下校時刻が記してあります。
これはほぼどの学校も同じようですが、
学校によって、紙で配布したり、
ホムスクで配布したりしているので、
そこはご確認ください。

 

給食の黙食について

コロナも5類になりましたが、いまだに小中学校では、
「黙食」や「前向き給食」が行われています。
「その後も様々な感染症が繰り返していて・・」という
感染予防のスタンスもわからなくはないですが、
黙食による感染防止効果は低く、医療の現場でも黙食には否定的です。
うちの娘の学校では、最初の5分だけ黙食だそうですが、
その後は喋って良いと。。なぜに?
よその学校でも10分は黙食とか謎ルールが横行しています。
これぞ、感染予防にも全くないだけでなく、
無駄に子ども達のコミュニケーションの制限を
しているだけではないでしょうか?

医師62%「学校の黙食指導見直しを」小児科では78%に

給食はコミュニケーションの場という
大切な経験も得られる場です。
学校によって状況は違うようですが、
これは新たに課題としてissuesに提起させていただきました。
ぜひ賛否をお聞かせください。進捗を報告いたします。
https://the-issues.jp/topics/2TOTtDNXfkSvvhBF06Db

 

夏休みのお弁当サービス、らんらん広場への拡充予定

この夏が初めての学童全面実施なので、
まずは学童への試行実施が軌道に乗ってから
検討しますとのこと。
この点は以前私も議会で指摘しましたが、
学校内学童とらんらん広場の委託業者は同じなので、
ほぼ問題なくできるとは思います。

 

学童のおやつ時間が遅いことについて

学童のおやつの提供時間は、3時〜5時の間で学童に任せています。
アレルギー対応のミス防止のため、
何度かに分けての提供は運営上難しいので、
高学年の下校が終わり、
なるべく皆が揃ったタイミングで提供しているため、
17時頃になることもあるようです。

逆に、高学年が居ない学童では、揃うのも早いので、
もう少しおやつ時間を早めることも可能かと思います。

とはいえ、高学年の在籍者は非常に少ないので、
低学年と高学年とくらいでは、わけられるのではないかとも思います。
具体的なお困りごとがありましたら、個別に私宛にご連絡ください。

 

BOP化について

お隣の世田谷区では、放課後の学校を学童に使用するという、
BOPという仕組みで学童運営を行なっています。
こちらは定員がないので待機児童になることもないですし、
移動もありません。いうならば目黒区の「らんらん広場」の拡大版でしょうか。

参照)世田谷区 新BOPについて

賛否も色々あるようですが、
どういう方式にしろ、賛否は出ますからね。

少なくとも、目黒区では、
「昔ながらの家庭的保育」が重んじられており、
学童の父母会も非常に盛り上がりを放ってきました。

それゆえに、「昔ながらの学童」と「らんらん広場」を
併用するということになりました。
目黒区の「らんらん広場」は、
平日17時まで、夏休みも9時〜17時まで利用可能です。
雨天でも体育館などで過ごせるので大丈夫ですし、
夏休みはお弁当持ち込みもOKです。
もちろん父母会もない。

最近は父母会拒否の家庭も増えてきましたし、
父母会の役員決めはいつも苦戦しますので、
手厚い「昔ながらの学童保育」を必要としてなくて、
単なる居場所で良いと考える父母が増えたのかもしれません。。

また、目黒区は習い事が忙しくて短時間利用の子が多いので、
そういう子には「らんらん広場」を利用していただき、
学童はフルタイムでガッツリ手厚く預かって欲しい子が
利用できる場所というように、
利用目的に合わせて使い分けできるようにしています。

ともあれ、こういう具合に、
ニーズに合わせて選択肢がある目黒区のやり方は、
素晴らしいと思っています。
私は昔ながらの学童派でしたが、
「学童ロス」なんて言われるくらい盛り上がれるなんて、
今時ないですよ!素敵すぎます!

濃密な保育が気になる方は、
ぜひ過去ブログを参照ください
参照)迷っている方へ!目黒区の学童保育クラブの違いまとめ

以上、当事者ならではの色々なご意見が聞けて、
とても良い機会になりました♪
引き続き、
学校や学童の「なぜ?」に対峙していきましょう!
利用者が納得して気持ちよく過ごせる場にしたいです。

ではまた!